太田院長のちょっとためになる話

column.01:生活習慣病について

「生活習慣病」という言葉を聞いたことがない方は、いないと思います。

では生活習慣病とは、なんでしょう。
一般的には、近年の食生活の欧米化と、年齢を重ねることによって発症する、「高血圧」、「高脂血症(脂質異常症)」、「糖尿病」などのことです。最近では肥満を付け加えた「メタボリック症候群」なども含まれます。

かつて「成人病」と呼ばれていましたが、成人であることよりも、食生活などの生活習慣によって発病する可能性が高いことから、呼び方が変わりました。
また「生活習慣」には、ストレスによる体の不調(胃腸障害)や、精神的な不調も含まれるという考え方もあります。

ここから、生活習慣病と、その本当の怖さについて考えたいと思います。

生活習慣病 なぜ治療するのでしょう。

一般的に生活習慣病(高血圧・高脂血症・糖尿病)は、痛くもかゆくもありません。健康診断で指摘されて初めて発見されることが多い病気です。

ではなぜ、治療するのでしょう。
答えは簡単。心筋梗塞と脳卒中を予防するためです。日本人の死亡原因では、心筋梗塞が第2位、脳卒中が第3位となっています。
さらに脳卒中は、寝たきりの原因の第1位でもあります。

心筋梗塞と脳卒中は、生活習慣により血管がもろくなることでおきます。血管がもろくなり、心臓でおきるか?脳でおきるか?の場所の違いだけともいえます。
死亡原因第1位のガンよりも、非常に身近な病気といえると思います。

生活習慣病 たばこ

「たばこ」も生活習慣の一つですから、生活習慣病と呼んでよいでしょう。
たばこは、ご存じの方も多いと思いますが、ガンとも密接な関係があり、心筋梗塞・脳卒中にもかかわってきます(死亡原因の第4位は肺炎です。肺炎もたばこと全く無関係ではないと思います…)。

病気の原因として、最大・最強なのが、この「たばこ」でしょう。
愛煙家の多くの方が数十年間、ほぼ24時間連れ添ってきた「たばこ」。お別れするのはつらいでしょうが、止めることも考えてみましょう(お手伝いできますので、声をかけてください)。

生活習慣病 高血圧 その1

血圧は生命の進化の歴史にさかのぼるようです。
そもそも海の中で暮らしていた生物(サメといわれてるようです)が、陸上に上がる際に、呼吸法の変更、骨の丈夫さ、と同時に血圧を上げる術を学んだようです。
海にいるときには、血圧を上げる必要がない(横になっている感じ)のですが、陸上では重力に逆らって血液を持ち上げる必要があったと。

普通の動物(たとえば犬など)は四足で歩くため心臓と頭の高さは、ほぼ同じです。が、人間は2本の足で立って歩くため、心臓より高い位置の頭まで血液を運ぶために、血圧の調整が難しくなっています。
ちなみにキリンは最高血圧が260mmHgぐらいといわれています。とても大変そうです。

生活習慣病 高血圧 その2

日本人は塩分が大好きです。国として海に囲まれ塩を入手しやすい環境だったというのも要因かもしれません。
塩分のみが悪いわけではないでしょうが、実は日本の医療費の中で、2番目に多いのがこの「血圧治療費」です。

塩分は血圧をあげてしまうことから、食事などで食べる塩分として健康な方で1日10グラム以内、血圧の高い方で1日7グラム以内にすることがすすめられています。
最近では非常に暑い日が増えており、塩分を食べることがすすめられていますが、それも汗をかく季節の話し。
茄子のぬか漬け1つ(丸ごと)で、だいたい2グラム。今日はちょっと

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